音声が出なくなったり、画像がモザイクで止まったりだけではなく、「アンテナが見つかりません」などと表示が出る始末です。
屋上のアンテナから1Fの居室まで来たアンテナ線を2つに分けてお店までまた引っ張って来ているのが原因のようです。
仕方なく以前に作った 同軸ケーブルアンテナを店頭のテント支柱に引っ掛けた所、都内で配信されている全てのチャンネルが見れるようになりました。^^;

これがそのアップです。銅線が外にむき出しになっている分がアンテナ芯となります。

こんな感じに いかにも簡易型です。ちょっと紐でも使って固定しなければなりませんよね。^^;
作り方は簡単。 要は同軸ケーブルを所定の長さに切って、外皮のビニールをむき、周りの網線と芯線を上下に分けるだけの事です。(^^)v

まずは、長さを測って外のビニール外皮を剥きます。

関東のNHK総合の場合は 27ch で557Mhzです。
一番下の MXテレビが 20ch 515Mhz
一番上が テレビ埼玉で 32ch 587Mhz
中間を取って 551Mhz ですからほぼ NHK総合に合わせればOKですよね。
周波数と波長の関係で 1波長が54.4cm 芯線・網線をそれぞれその1/4に取りますが、電波は(光も)その通り道の材質により速度が下がりますので、短縮率を0.8として11センチ程度に設定しましょう。

外側の網線は本来の太さより一回り大きな外皮にかぶせますので、15センチむき出しています。


そのままでは安定しませんので 気分的なものだと思いますが、アルミホイルをかぶせてみました。

次は芯線を剥いていきますが、この長さも11センチでとりあえずセットしています。


その結果、このアンテナを店先のテント下に置いて、当方のお店テレビでのレベルは
高い局で96 低い局で74 と視聴に問題のないレベルとなりました。
レベルの高い局は 比較的高いチャンネルですので、もう少しアンテナを長めにしたほうが良かったかもしれません。^^;